【実例3選】Webライターがポートフォリオに書くべき6つのこと

Webライターのポートフォリオ

「Webライターのポートフォリオってどうやって作るの?」

「ポートフォリオには何を書けばいいんだろう」

「WordPressとnoteどちらで作ればいいかわからない」

このように悩んでいませんか?

Webライターの仕事を受注するにはポートフォリオが必要ですが、どうやって作ればいいかわからない方も多いですよね。

当記事では最近Webライターを採用する側に立っている筆者が、 Webライターのポートフォリオに書くべき6つの項目良い実例を3つ紹介します。

「Webライターとして仕事に困らないような人材になりたい」と考えている方は、ぜひ最後まで記事をご覧ください!

 Webライターがポートフォリオに書くべき6つの項目

 Webライターがポートフォリオに書くべき項目は次の6つです。

  1. 経歴・保有資格
  2. 得意ジャンル・スキル
  3. 執筆実績
  4. 稼働時間
  5. 希望報酬
  6. 問い合わせ先

順番に見ていきましょう。

 1.経歴・保有資格

出身大学や在籍していた会社名を具体的に書くと、クライアントに信頼感を与えられます。

あまり知られていない資格や経験でも、書いておくとクライアントが反応して思わぬ案件が舞い込むことがあるため、積極的に書くようにしましょう。

たとえば、秘書検定を保有しているという情報がクライアントの目にとまり、マナーに関する記事を任せてもらえたり、オンライン秘書の仕事を打診されたりするケースも。

Webライターは自分の経験を活かして書ける仕事なので、チャンスを逃さないためにも経歴・保有資格をしっかり書きましょう。

 2.得意ジャンル・スキル

得意ジャンルやアピールできるスキルがあれば、とりあえず書いておくことで仕事につながりやすくなります。

得意ジャンルは執筆実績ではないので、書いたことがなくても問題ありません。

仮に本業で歯医者をしているなら、歯の専門知識は他のWebライターより持っていると考えられます。

歯のメディアを運営しているクライアントにとっては、歯医者として働いた経験や知識は、何よりも欲しい一次情報です。そのため、ライターの経験があまりなくても、採用される可能性が高まります。

記事を書いたことがなくても、書けそうなジャンルがあれば積極的にアピールしましょう。

 3.執筆実績

Webライターとしての執筆実績がある方は、必ず書いておきましょう。実際に執筆した記事のURLがあればWebライターとしての腕前がわかるので、なお効果的です。

クライアントに掲載許可をもらえた記事があれば、ポートフォリオに添付しておくと良いでしょう。

まだ1本も掲載できる記事がない状態なら、自分で見本記事を作って載せるのもひとつの方法です。自分でブログを作るなどして、クライアントに見せられる見本記事を用意してみてください。

 4.稼働時間

Webライターとして働ける時間を書いておくと、クライアントがどのくらいの仕事量をお願いして良いか判断しやすくなるためおすすめです。

たとえば、私は副業ライターの頃、以下のように記載していました。

  • 平日:2〜3時間
  • 土日祝日:5〜6時間

以下のように稼働できる時間帯を書いている方もいます。

  • 平日:9:00〜17:00
  • 土日祝日:21:00〜22:00

稼働時間をあらかじめ理解してもらうことで、許容範囲を超えた仕事を引き受けずに済みます。

 5.希望報酬

ポートフォリオに希望報酬額を記載しておくと、クライアントが予算内で依頼できるか判断しやすくなります

また、希望報酬額はWebライターとしての腕前を暗に示す材料にもなるので、明記することがおすすめ。

たとえば、初心者で高品質な記事を期待されても応える自信がない方は文字単価1円~、中〜上級者程度を自負しているなら3円~と書いておくと相場から大きく外れないでしょう。

ただし、実際に記事を書いてみて報酬額に見合わない実力だと思われてしまうと、今後は依頼してもらえなくなってしまうので要注意です。

 6.問い合わせ先

SNSに公開する場合、ポートフォリオに問い合わせ先を書いておきましょう。

SNSでWebライターのポートフォリオを見て、仕事を依頼したいと考えるクライアントはたくさんいます。

しかし、依頼したいと考えてくださった方がいても、問い合わせ先がわからなければ依頼できません

  • 問い合わせフォーム
  • メールアドレス
  • SNS

など、仕事の依頼先を明記しておきましょう。

 WebライターのポートフォリオはWordPressとnoteどちらで作るべき?

WebライターのポートフォリオはWordPressとnoteどちらで作っても大丈夫です

それぞれ以下のようなメリットがあります。

  • WordPress:SEOライターに求められる記事編集技術が身に付く
  • note:無料で手軽に開設できる

ひとつずつ解説します。

なお、SEOがわからない方は以下の記事も併せてご覧ください。

>>Webライターが知っておくべきSEOライティングを知る

 SEOライターを目指すならWordPress一択

Webライターとして長く活躍したいなら、WordPressで作ることをおすすめします。

WebライターとしてSEO記事を書いていると、WordPress入稿をお願いされるようになるケースが非常に多いからです。

特に、WebライターのとりまとめをするWebディレクターになると、WordPressで記事の編集をして納品するスキルが必須。そこで、WordPressを使って自分のブログを運営すれば、実践的なSEOの知識が身につきます。

SEOとWordPressの知識があると高単価な案件を受けられるWebライターになれるので、ぜひ習得しておきたいスキルのひとつです。

SEO以外にもWebライターとして稼げるようになるために必要なスキルを7つ紹介した記事があるので、気になる方はこちらも参考にしてみてください。

スキルがあるWebライターは将来性あり!オワコンと言われる5つの理由&必須スキル7選

 手軽に作りたいならnoteもあり

noteでポートフォリオを作るメリットは、無料で手軽に見栄えの良いページを作れることです。

WordPressでポートフォリオを作る場合、サーバー代やドメイン代が月1,000円程度かかってきますが、noteは無料のサービスなので維持費がかかりません。

また、直感的に操作できるよう設計されているので、記事の編集に慣れていない人でも簡単にポートフォリオを作成できます。

とりあえずポートフォリオを作りたいだけなら、noteで作成するのも良いでしょう。

【実例あり】現役Webライターのポートフォリオ

ここからは、現役Webライターのポートフォリオを見ていきましょう。

現在活躍されている方々が実際に使っているものを参考にすれば、受注率の高いポートフォリオを作れます

今回は、以下の3名のポートフォリオを紹介させていただきます。

  • ちひろさん
  • 旭コータローさん
  • 冨田 裕子(おーつー)さん

Webディレクターの視点から、本当に仕事をお任せしたいと思った方のポートフォリオを厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。

ちひろさんのポートフォリオ

経歴や保有資格が上部に記してある、まさにお手本のようなポートフォリオです。

最も素晴らしいと思ったポイントはGoogle検索2位」「新規ドメイン3ヶ月で5位獲得」と具体的なSEOの実績が記してある点です。

明確な実績がわかると、報酬に見合った仕事をしてくれることが伺えるため、安心して仕事を頼めます。

文字単価も仕事の範囲に応じてはっきりと書いてあるので、依頼しやすいです。

お手本のようなちひろさんのポートフォリオを見てみたい方は、以下をご覧ください。

旭コータローさんのポートフォリオ

旭コータローさんのポートフォリオは、ファーストビューからコータローさんの顔と人柄がわかり安心感があります

さらに見習いたいのは以下の3点です。

  • 執筆した記事だけでなく業務内容まで書いてあるので、どこまでお任せしていいのか判断しやすい
  • 運営しているブログの実績を記してあるので、メディア運営の実力もある方だとわかる
  • これまで取引した方からの客観的な評価が載っているので信頼できる

安心感の塊のような旭コータローさんのポートフォリオは、こちらから見てみてください。

冨田 裕子(おーつー)さんのポートフォリオ

冨田 裕子(おーつー)さんのポートフォリオは、ストーリー形式で始まるのが特徴的です。

経歴や想いを感情たっぷりに語る書き方に、気づいたときには惹き込まれています。

執筆実績もたくさん公開されているので過去記事から実力のある方だとわかるのですが、このポートフォリオだけでも文章力の高さが伺えます。

何を考え、どのような気持ちで仕事に取り組んでいるか良くわかるので、一緒に働いてみたい気持ちになるのです。

思わずおーつーさんの世界観に惹き込まれそうになるポートフォリオが気になる方は、次のページをご覧ください。