【必見】Webライターの始め方5ステップ!現役で稼ぐプロが徹底解説

「Webライターは日本語を使える人なら誰でもなれるって本当?」
「Webライターは簡単に始められるって聞いたんだけど…」
「家から出ないで働きたいけど、Webライターならできる?」
こんな悩みを抱えていませんか。

Webライターになりたいと考えていても、どうすれば仕事を受注できるのか、報酬がいくらくらいもらえるのかは、イメージがつきづらいですよね。
私もWebライターになりたいと思ったものの、完全未経験の状態からどうやって始めればいいのかわかりませんでした。

そこでこの記事ではWebライターを未経験から始める方法を5ステップで、現役で活動しているプロの視点を交えながら解説します。

これからWebライターとして活躍したい方や、独立して自由な働き方を実現したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

Webライターとは? 仕事内容や報酬について解説

Webライターとは、インターネット上のあらゆる文章を書く仕事です。
あらゆる文章といっても曖昧で、イメージが湧きづらいですよね。

そこでこちらでは具体的に、Webライターとして”案件が豊富にある”3つの仕事例を紹介します。

  1. SEOライティング
  2. インタビュー記事作成
  3. セールスライティング

それぞれ詳しく確認していきましょう。

1.SEOライティング

SEOとはGoogle等の検索エンジンで検索したときに、検索結果の上の方に表示させるための施策のことです。

ライターは検索結果の上位表示を目指して、記事を執筆していきます。

SEOライティングを使って記事が上位表示されると、紹介した商品が売れるなど、クライアントの利益に直結します。

そのため案件が非常に豊富で、Webライター=SEO記事を書く仕事と考えてもほぼ間違いないくらい、依頼が多いジャンルです。

Webライターの報酬は、1文字◯円という文字単価で決まることが多いです。
例えば文字単価が2円で5,000文字の記事を書くと、2円×5,000文字=1万円の報酬が得られます。

文字単価は人によって違うため、1記事あたりの報酬は数百円~数万円と幅広い点が特徴です。

2.インタビュー記事作成

芸能人や学者など、著名人にインタビューした内容をまとめて記事にする仕事です。有名人の考え方やノウハウなどは需要が高く読まれやすいため、メディアへの集客を目的として書かれます。

  • インフルエンサーがフォロワーを集めた秘訣
  • 医者が語るダイエットのコツ
  • 銀行員が説明する老後資金の貯め方

など、記事の内容は幅広く存在します。

話をしっかりとヒアリングして記事にまとめられるWebライターはまだまだ少ないため、SEOライティングと比べると報酬が少し高めです。

受注金額は1本あたり20,000〜50,000円ほどが相場と言われています。

高いレベルを求められるものの、高単価で色々な人の話を聞けるため、やりがいのある仕事です。

3.セールスライティング

商品を売るための紹介ページを書いたり、メールマガジンや公式LINEの文章を書いたりする仕事です。
短い文章で読者の行動を促し、商品を販売する必要があるため、他のWebライティングの仕事に比べると高いレベルを求められます。

ハイレベルなぶん報酬も高く、1件あたり数十万~数百万円を貰えることもあるようです。

スキルを身につけるまでに時間はかかりますが、リターンも大きい働き方だといえます。

未経験からWebライターを始める5ステップ

Webライターの始め方を5ステップにまとめました。

  1. Webライティングのスキルを身につける
  2. クラウドソーシングサイトに登録する
  3. プロフィールをしっかり書く
  4. プロジェクト案件に応募する
  5. 受注・納品する

ひとつずつ順番に解説します。

Webライターの始め方1.Webライティングのスキルを身につける

はじめにWebライターとして必要な知識を身につけましょう。
記事の書き方についてなにも知らない状態だと、そもそも仕事を受注できません。

具体的には、以下の2つを学んでみてください。

  • Webライティングの基本ルール
  • SEOの基礎知識


WebライティングやSEOについて学ぶなら、以下の本2冊がおすすめです。

>>文亭『Webライターが書いてはいけない文章28選』
Webライターに記事を依頼する側の目線で、Webライティングのルールを解説しています。
発注側の考えが分かるため、初心者Webライター必読の1冊です。

>>松尾茂起『沈黙のWebライティング』
Webライターが知っておくべきSEOライティングの知識が詰まっています。
物語形式になっているので専門書のような堅苦しさがなく、読みやすい本です。

WebライティングのルールやSEOの基礎を学べば、初案件を受けられるだけの知識が身につきます。

なお「ある程度お金がかかっても最短ルートで学びたい!」という方は、Writing Hacksというオンライン教材を使って学ぶのが最も効率的です。
Webライターとして活躍するために必要な知識を、80本以上の動画で丁寧に教えてくれます。

>>Writing Hacksの公式サイトはこちら

Webライターの始め方2.クラウドソーシングサイトに登録する

ある程度Webライターとしての知識が身についたら、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。

クラウドソーシングというのは、仕事を依頼したい人と受注したい人を結びつけるマッチングサイトです。

初心者でも案件を獲得しやすく、さらに確実に代金を回収できる仕組みになっているため、初仕事を探す場所はクラウドソーシングをおすすめします。

ここで大切なのは、案件を見つけたら積極的に応募することです。「実力がまだ足りていないかも…」と考えて案件に応募しないと、いつまで経っても仕事を獲得できません。

さらに実際に仕事をしてみて気づいたことを元に学び直すと、より成長しやすくなります。

初心者向けの案件であれば未経験でも問題なくこなせるため、ぜひクラウドソーシングサイトに登録して仕事を探してみましょう。

Webライターの始め方3.プロフィールをしっかり書く

クラウドソーシングサイトで仕事を受注するためには、プロフィールをしっかり記載しましょう。

プロフィールの情報が不十分だと「このWebライターに依頼して大丈夫かな? やめておこうかな」とクライアントに思われてしまうからです。

プロフィールを書く際のコツは以下の通りです。

  • 名前は実名、もしくは実名のようなペンネーム
  • アイコンは自分の顔写真
  • 執筆できるジャンルをできるだけ多く書く(記事を書いた経験がなくてもOK)
  • 「初心者」とは書かない
  • 稼働時間を書く
  • 人柄が伝わるような文章を入れる
  • 誤字脱字に気をつける

本人確認等、クラウドソーシングサイトで求められている項目を全て埋めたら完了です。

Webライターの始め方4.プロジェクト案件に応募する

クラウドソーシングサイトには本格的な仕事を行う「プロジェクト案件」と、単純作業を行う「タスク案件」があります。

Webライターとして稼いでいくためにプロジェクト案件に応募していきましょう。

なぜなら稼げるのも実績になりやすいのもプロジェクト案件だけだからです。
仮にタスク案件だと単なる作業で数十円程度しか稼げなくて、自分の実績になりません。

なお応募する際には提案文を書いて提出する必要があります。

今回は過去に採用された私の提案文を例にして解説しますね。

【クラウドソーシングサイトの提案文の例】

提案ご覧いただきありがとうございます!

若い人の行動を後押ししたいという貴社メディアの理念に感銘を受け、
ぜひ書かせていただきたいと思い応募しました。

  1. 名前/年齢/性別

ことりと申します。

26歳女性です。

  1. 過去の経験職種

4年ほど経理課で外為業務を担当しております。

Webライターを始めて5か月目です。

本業でも副業でも常に全力で挑戦することを心がけています。

  1. 執筆実績

外為で為替担当をしていた経験を生かしてFXブログの執筆案件を受注しました。

さらにその実績を元に、公式LINE運用の仕事と電子書籍執筆の仕事を受けました。

一緒に仕事をした方からは

「連絡しやすく仕事もしやすい」
「期待以上のものを納品してくれる」

と評価いただいています。

クライアント様にご了承いただいているファイルを実績として添付しました。

よろしくお願いいたします。

【ポイント】

  1. 相手の質問に答える

回答すべき項目が依頼文に記載されていたら必ず提案文に盛り込みましょう。

使い回しの提案文で手当たり次第に応募しているのではなく、きちんと依頼を読んで提案していることが伝わり、それだけで好印象です。

  1. 相手のメディアへの理解

相手のメディアの特徴を理解して端的に書くと、メディアに目を通してから応募していることが伝わり、本気度も伝わります。

  1. 自分を採用するメリット

クライアントからの評価を記載してアピールしました。

ちなみに初案件は「4年間経理で為替担当をしているため、為替の記事が書けます!」と言って獲得しました。

必ずしもWebライターとしての実績を掲載する必要はありません

  1. メリットの根拠となる実績

これまでに手がけた記事を実績として添付しています。

自分のブログやサンプル記事を用意して添付するのも効果的です。

何も添付しなくても問題ない場合もあります。

Webライターの始め方5.受注・納品する

無事に提案が通ると、採用通知が来ます。

仕事を受注することを了承して、クライアントが仮払い処理を完了すると仕事が始まります

クライアントの指示に従って丁寧に仕事をしましょう。

基本的にリサーチ→執筆→見直しの順で作業します。

納品してクライアントにOKをもらい、お金を受け取るまでがWebライターの仕事です。

Webライターで稼ぐ方法に関しては、ワンダフルワイフブログ様の「【必見】Webライティング初心者が月10万円稼ぐ5ステップ!おすすめの本や副業についても解説」という記事も参考にしてみてください。

Webライターの仕事を始める4つのメリット

ここからはWebライターの仕事を始めるメリットを4つ紹介します。

  1. 知見が広がる
  2. 働く場所を選ばない
  3. 他で使えるスキルが身につく
  4. 初期コストが低い

それぞれ見ていきましょう。

1.知見が広がる

知見が広がるというのが、Webライターを始めて真っ先に感じたメリットです。

Webライターの仕事は、書く前に情報をインプットする必要があります。

たとえばFXの記事を書くためには、書き始める前にFXについて調べなくてはなりません。

すると「FX=ギャンブル」という固定観念が覆されたり、FXで勝つためのトレード方法を学べたりと、様々な発見があります。

仕事を通じて半ば強制的に知見が広がっていくのは、Webライターの魅力的なポイントです。

2.働く場所を選ばない

働く場所を選ばないというのも、Webライターの魅力のひとつです。

基本的にはパソコン1台あればどこでも働けますまた文章を書くだけならスマホでも行えるので、スキマ時間や移動時間で仕事を進めることも可能です。

私は、美容室で髪を染めてもらいながら作業したことがあります。

パソコンやスマホを使える場所であれば、仕事を進められるのも、Webライターのメリットです。

3.他で使えるスキルが身につく

Webライターを始める3つめのメリットは、他の場所でも使えるスキルが身につくことです。

日常で文章を書く機会は多く、様々な場面で応用が効くので、ライティングスキルを身につけて損なことはありません。

例えばメールだけでスムーズに問題解決して先輩に感謝されたり、伝わりやすい資料を作れるようになったりと、Webライター以外の仕事でも文章力は役に立ちます。

Webライターとして働くうえで身につけたスキルは、無駄になることがないでしょう。

4.初期コストが低い

Webライターは始めるハードルが低い仕事です。先ほども言ったとおり、パソコンさえあれば働けるからです。

パソコンのスペックも拘らないため、メルカリで1~2万円程の商品を探して買っても問題ありません。

もしデザインを仕事にするなら高額なツールが必要ですし、動画編集の場合は10万円近くするハイスペックなパソコンを購入する必要があります。

他の人気の副業に比べて、初期コストが低い点も、Webライターのメリットのひとつですね。

Webライターの仕事を始める3つのデメリット

Webライターの仕事には、もちろんデメリットもあります。

  1. 稼げるようになるまで時間がかかる
  2. 自己管理能力が必須
  3. 働いた分しか稼げない

デメリットも踏まえた上でWebライターを始めるか検討してみてください。

1.稼げるようになるまで時間がかかる

Webライターの仕事を始めるデメリットのひとつは、稼げるようになるまで時間がかかることです。

始めたてのころは長文を書くことに慣れておらず、1記事書くのに丸一日以上かかることも珍しくありません。
さらに初心者が請けられる案件は、単価が安めに設定されています。

例えば1文字0.5円で1万文字を執筆した場合、報酬は5,000円です。初心者が1万文字書くと2~3日かかることが多いため、日給は1,000~2,000円程度となってしまうでしょう。

残念ながら稼げない時期を乗り越えられず、挫折してしまうWebライターが一定数います。

一方で続けていれば勝手にライバルが減ってくるので、挫折しなければチャンスを掴みやすくなるとも言えます。

2.自己管理能力が必須

Webライターは自己管理能力が必須です。クライアントはWebライターの勤怠管理まではしてくれません。

万が一納期に間に合わないと、案件がストップしたり、最悪の場合は損害賠償を請求される恐れもあります。

常にスケジュールを管理して、納期が厳しい場合は長時間仕事を行うことも必要になるでしょう。

3.働いた分しか稼げない

Webライターの仕事は基本的に、働いた分しか稼げません。労働に対して報酬をもらう、いわゆる労働集約型の仕事だからです。

たとえば一切仕事をせずに1か月旅行に行ってしまったら、その月の収入はゼロになってしまいます。

会社員のように固定報酬がある案件はほとんど無いため、稼ぎ続けるには働くしかありません。

Webライターを始めるときの3つの注意点

最後にWebライターを始めるときの注意点を3つお伝えします。

  1. 納期は必ず守る
  2. クライアントさんからの連絡は即レスする
  3. スキル習得に時間を割く

順番に説明します。

1.納期は必ず守る

当然ではありますが、納期は必ず守るようにしましょう。

Webライターが納期を守らないと、その後に作業する人たちの作業開始タイミングがずれてしまい、迷惑をかけることになってしまうからです。

特に無断で納期に遅れてしまうと、責任問題になりかねません。

事前に連絡すれば納期を延ばしてくれるクライアントもいるので、危ないと感じたら早めに連絡する意識を持ちましょう。

2.クライアントからの連絡は即レスする

クライアントからの問い合わせは、すぐに返信するよう心がけると大変喜ばれます。

スムーズにコミュニケーションがとれることでお互いの時間が無駄にならず、安心感や信頼感につながるからです。

たとえばなかなかメールの返事をくれない取引相手とのやりとりはやきもきしますし、状況の進展が遅いことでイライラを感じる方もいますよね。

クライアントから連絡が来たら、なるべく早く返信しましょう。

3.スキル習得に時間を割く

Webライターとして仕事を続ける限り、スキルアップのための学習を怠らないようにしましょう。

仕事をもらえるようになっても、学ぶべきことはたくさんあるからです。

たとえば気になった案件の条件に「WordPress入稿までお願いします」と書いてあったら、WordPressを操作するスキルがないと受注できませんよね。

毎日10分でも、スキル習得に時間を割くようにしましょう。