やってみた

【既存チョコの再利用は甘え?】カカオから手作りチョコを作ってみた

チョコを貰えず怒り顔でこんにちは。ワカジツです。

どうやら世間はバレンタインのようですね。

バレンタインと言えば、女性が好きな人にチョコを渡す文化があるようです。ぼくは見たことないですが。

いいんじゃないですかね、チョコ。もらえたら嬉しいですもんね。

 

……ところがその大事なチョコは、手作りと言いながらも、既存のチョコを溶かして固めなおしたものを渡すのが主流だと聞きました。

 

……

 

甘えるな!!!

愛する人に渡すチョコなんだから、手間ひまかけて作らんかい!!!

 

こんな感じで!

カカオから作らんかい!!!!

 

ということで、カカオからチョコを作っていきたいと思います。

みんなにお手本を見してやんよ。

チョコを貰えないからって妬んでるわけじゃないからな。

ではどうぞ。

カカオからチョコを作る

まずはカカオを洗います。

 

ごしごし磨いて

 

水が汚くなったら

 

ザルに移して水を変えます。

これを綺麗になるまで続けます。

 

カカオからチョコを作るための説明書には「お米を研ぐように磨きます」と書かれていたのですが、お米の比じゃないくらいしんどいです。

22回くらい水を入れ替えて、ようやく綺麗になりました。

 

綺麗になったカカオ豆を焙煎していきます。

 

こげないようにするのがコツらしく、ヘラで回しながら、じっくりと火を通します。

 

するとパチパチと、カカオ豆が弾ける音がしてきました。

 

身の危険を感じるくらい弾けるので、一応ナベのフタで防御しておきます。

恐る恐る火を通し続けると……

 

めちゃくちゃこげました。なにこれ。

とりあえず火は通っていると思うので気にしないようにします。

 

皮をむいて、身を取り出します。

 

綺麗に向けました。

この段階で一度いただいてみましょう。

 

 

にっが。

二度と食べません。

 

この後はひたすら身を細かく潰していきます。

……本来であればすり鉢を使うべきなのですが、スーパーを3軒回っても売っていなかったので、しゃもじで妥協しました。

 

ひたすら潰します。(この時は嫌いな人の顔を思い浮かべると、うまく力が入ります)

 

かなり細かくなりました。

ここまで来ればもう完成したも同然らしいです。

 

湯せんし、カカオを溶かしていきます。

この工程は時間がかかるみたいなので、しばらく待ちましょう。

 

ぼくは待ちきれないのでひたすら混ぜ続けます。

お湯が入ると台無しなので、静かに混ぜましょう。(顔はうるさくてもいいです)

 

2時間後

休憩中

さて、2時間が経ちました。

カカオ豆の状態を確認してみましょう。

 

……

 

あ??

全然溶けてないんだけど??

 

ずっと混ぜ続けていたのですが、さっぱり溶けませんでした。

必死に「カカオ豆 溶けない 理由」と検索して探していたのですが、どうやら砕いたときによる摩擦熱が少ないと溶けないらしいです。

すり鉢じゃないもん。そりゃあ無理だよ。

 

どうしよう、このままだとチョコが作れない……

お手本を見してやんよ!みたいなこと言っちゃったんだけど……

 

……ん?

 

ガーナ ミルクチョコレート!!

まるで誰かが、溶けないカカオにイライラを覚えて買ってきたかのように椅子に置いてあるぞ。

 

……

 

よし。

 

バン!!!

 

………

 

……

 

 

 

完成!!!

 

結論

おい!!!

 

「既存のチョコを溶かして固めなおすとか、手作りじゃないでしょ~~」とか言うやつ!!

 

二度と言うな!!!!!

 

 

 

カカオはマジで溶けませんでした。すみません。

めちゃくちゃ難しいので、作るときはたっぷりと時間をとったほうがいいですね。

もし作ってみたいという方は、カカオからチョコを作る用のキットが販売されているので、確認してみてください。

ぼくはすり鉢を買いに、遠くのスーパーまで行ってきます。

ではまた。

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