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本は人生を豊かにする。読書に苦手意識があるなら、今すぐ速読術を勉強しよう。

ワカジツです。

 

いきなりですが、私の大好きな名言を紹介させてください。

書物の新しいページを1ページ、1ページ読むごとに、私はより豊かに、より強く、より高くなっていく。

チェーホフ

なにこのめちゃくちゃカッコいい言葉。より高くとか言ってみたい。

 

私は今まで、「読書は大切だ」と思っていながら全く読書をしていませんでした。

 

2017年は「よーし!年間20冊読むぞー!」と意気込んで、わずか2冊でフィニッシュ。

 

理由はわかっていました。

 

単純に、時間がないから

 

いま冷静に考えると完全に逃げでしかないのですが、当時は本気でそんなことを思っていました。

 

今はすっかり考えを改めて、1日1冊は本を読んでいます。

 

社会人の平均読書数は月間で3冊であるとされていますので、1日1冊だと平均の10倍は読んでいるということです。

 

私もそうだったのですが、本を読みたいと思っているけど読めていない人が大半で、本当に本が嫌いな人は少ないのではないでしょうか。

 

じゃあなぜ読まないのか。

 

大半の理由が以前の私と同じで「時間が無いから」なんですよね。

 

読み始めるととかなり集中力がいりますし、1冊読むのに数時間かかることも多いです。
最初はやる気満タンでも、タイヤの空気のように少しずつやる気が抜けてしまい、最終的には読まなくなってしまうことがよくあります。

 

この気持ちはすごくわかります。疲れて仕事から帰ってきて「さあ読書だ!!」とはなりませんよね。めちゃくちゃ時間取られるし。

 

でも逆に考えてみてください。

 

本を30分で読む力を持っていれば、1日1冊くらいは読めると思いませんか?

 

30分だったら仕事中の休憩時間でも、通勤時間でもサクッと読めちゃいますよね。食事後、お風呂の中、就寝前……30分くらいなら時間もとれますよね。

 

本を読めない理由にしていた「時間が無い」という言い訳を使えなくなります。

 

今まで本を読んでこなかった人からすれば、「30分で読めるわけないよ~」と思うかもしれません。

 

安心してください、読めるんです。

 

速読術を勉強しましょう。

 

速読術をマスターすれば
・著者が伝えたいことを
・自分が知りたいことを
・偉人の貴重な経験を

30分で学べます。

 

今回はこの速読術に関して説明します。

 

今回の速読術は小説などの物語性の高い本ではなく、ビジネス書などの情報系の書籍に効果があります。

 

参考にした本は『王様の速読術』という本です。

本は読みたいけど、時間をうまく取れないという方は、ぜひ一度読んでみてください。

30分で本を読む方法って何?苦手意識を解消する、目から鱗の速読術とは。

まず最初に注意事項です。

 

速読を学んでも、「本を速く読む」ことを最終目標としないでくださいね。

 

「本から何かを学ぶ」ことを最終目標としなければ読書の意味がありませんから。

 

本を読んで、何かを得て、それをご自身の生活に役立てて初めて本を読む価値があったと言えるでしょう。

 

もちろん深く考える必要は無くて、「日常で使える話題が増えたらいいな~」とかくらいでもいいですよ。

 

では速読術を確認していきましょう。

「この本を読むぞ」と意気込むのではなく、「30分しか読まない」という心構えを持つ

先に時間を決める。これが非常に大切な心構えです。

 

制限時間が無いからダラダラと読んでしまい、結局時間がかかった上にあまり頭に入らなかった…という結果に陥るのです。

 

時間がかかって得るものが少ないから読書が嫌になって、読書量が減って……と完全に負のスパイラルです。

 

さらに人間にはパーキンソンの法則というものが存在します。

第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

引用:wikipedia:パーキンソンの法則

人間は与えられた時間を全て使い切ってしまうという法則があるのです。夏休みの宿題が終わらないのもこれが原因。

 

 

なので時間を決めちゃいましょう。

 

時間を決めることによって、「この時間で多くの情報を得る!」という意識付けを行えます。

 

30分しかないとなると、やみくもに1ページから読み始めても間に合うわけないですよね?

 

ですので、戦略を立てることが大切です。

 

戦略の立て方については次で説明します。

「なぜこの本を読むのか」を考えてから読み始めよう

本にはテーマがあります。「恋愛術」だったり「仕事術」だったり「トーク術」だったり様々です。

 

自分は何を学びたくてこの本を手に取ったのか?を詳しく分析するようにしてください。

 

例えばトーク術だったら
・面白いエピソードトークができるようになりたい
・初対面でも緊張せずに話せるようになりたい
・飲み会を盛り上げたい

など色々ありますよね。

初対面でも緊張せず話せるけど、死ぬほど話が面白くない人
(※私のこと)が「初対面での会話術」という本を手に取って、「まずは緊張を解こう」というページを熟読しても効果が少ないと思いませんか?それよりは「初対面での面白い話題」のページを読むほうが知りたい情報が詰まっていそうですよね。

 

勘の言い方ならお分かりかもしれませんが、

 


自分が必要としない情報を切り捨てることが、速読においては非常に大切です。

 

そのためには、「自分はこの本から何を学びたいのか」を考えましょう。

読まないことを恐れないで。「パレートの法則」を理解しよう。

切り捨てるという選択をすると、それこそ「1章は丸々カット」なんてよくあります。

 

その時に「この中にも有力な情報があるかも……」とか思ってしまいがちなんですよね。

 

でも安心してください。必要ないと思った部分は読まなくても大丈夫です

 

これを裏付ける考え方に、パレートの法則というものがあります。

経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論。80:20の法則、ばらつきの法則とも呼ばれる。

引用:wikipedia:パレートの法則

よく言われる代表例として、世界の8割の富は、2割の人間によって占められているというものが挙げられます。

 

この考え方は読書にも当てはまります。

 

例えば300ページのビジネス書があるとしたら、その中の60ページを読めば重要な内容が理解できるのです。

 

240ページは読んでも読まなくても一緒なのです。なので恐れずに読まないページを決めていきましょう。

重要なページを選択する読み方のテクニックって何?簡単なテクニックを用いて速読力をつけよう

先ほどは30分で本を読む心構えについて説明しました。

 

心構えだけでも今までに比べるとはるかにスピードが上がると思います。

 

次は30分で読むためのテクニックについて勉強しましょう。

 

テクニック面まで書籍のポイントをたくさん公開してしまうと普通にダメだと思うので、超簡単に説明します。

 

心構え面も書籍のすべてではないですけどね。

 

詳しくは『王様の速読術』を読んだほうが絶対にいいので、「もっと知りたい」という方は本を手に取ってくださいね!

目次に重点的に時間をかけて、一通り本の内容を理解しよう。

目次を読まずに本文を読み進めるということは、地図を見ないで知らない街を歩いているようなものです。

 

中々目的地にたどり着けずに、時間だけが過ぎて行ってしまいます。

 

目次を読めば、本がどのような構成で、どのような事を伝えたいのかがはっきりわかります。

 

目次から「自分が読みたい内容」を探して、後で重点的に読めるようにチェックししておきましょう。

 

またまえがきやあとがきにも本の概要が詰まっているので、できるだけ読むようにしてください。

 

「いきなりあとがきを読んでもいいの?」と思うかもしれませんが、より効率よく情報を得るためにはまとめ部分を先に読むことも重要です

 

ちなみにここでポイントとなるのが、「著者の意図も掴む」ということです。

 

例えば「自分は面白いトークがしたいから、話術のページを重点的に読もう!」と思っていても、著者的には「まずは話のネタを準備しないと話術があっても面白いトークなんてできないよ」というスタンスで本を書いていたとすると、話術のページだけでは本の良い部分は出なさそうです。
本の魅力を最大限に吸収するためにも、著者の意図は考えるようにしましょう。

 

あとはパラパラと本をめくって、文章の構成・写真や図の量などもある程度把握しておきましょう。

 

本の全体像を理解してから、細部を見ることが重要です。

1ページ2秒。「写真読み」で見落としを防げ

写真読みはフォトリーディングとも呼ばれる技術です。
文章を読むのではなく、写真を撮るように脳に情報を送り込みます。

フォトリーディングとは、毎秒 1 ページを超えるスピードでページをめくり、写真を撮るように本の情報を脳に送り込む速読術です。一度にページ全体を眺めるフォトフォーカスという特殊な目の使い方で本の全体像をつかみ、その後「文書の要点は?」「明日の会議に役立つ情報は?」などの質問を自分に投げかけて脳を活性化し、本から必要な情報を取り出します。フォトリーディングを行うと、単に本が速く読めるだけでなく、内容をより深く、的確に理解した上での情報処理が可能になります。

引用:フォトリーディングとは│速読術やスキルアップ講座のALMACREATIONS

パッパッと眺めるように本を見ていくことで、全体の印象や見出しなどを確認できます。

 

ここで、目次では見落としていた著者の意図や考えを再確認しましょう。

 

フォトリーディングは速読術の中でも難易度が高く、最初の方はあまり効果が実感できないかもしれません。

 

私もそうでしたが、繰り返しやるうちに何となく全体像を掴めるようになりました。

 

継続は力なり。本を読むときは意識してみてください。

スキミングで重要な部分をしっかり読み取ろう

スキミングは読みたい箇所だけを重点的に読む読書法です。

 

ここまでの2段階で、自分にとって重要な情報は大体把握できており、本のどの部分にあるかもある程度理解できているはずです。

 

あとは本を読み進める中で、「ここは重要だな」と思う個所をじっくりと読んでください。

 

UFOキャッチャーをプレイするときのように、全体を見渡してから「この情報が欲しい!」とピンポイントに感じる部分にクレーンを下ろしましょう。

 

先ほどの説明した2割の情報を掴むことができれば、30分で本を理解することも夢ではありません。

 

最初は30分以上かかってしまうかもしれませんが、読書を繰り返して自分の能力を上げていきましょう。

本を読んで満足してはダメ。何を得たのかを確認しよう。

本を速く読み終えたことに満足してはダメですよね。何を得て、どのように活かしていくかが重要なのです。

 

そのためには何を得たのかをしっかりと確認するようにしましょう。

 

私はスマホやタブレットのメモ帳に「書評」という形で得た情報をまとめています。

 

情報をまとめておけば後から見返したときに要点を掴みやすいですし、記憶の定着にも効果的です。

 

私は1日4時間はスマホの電源を切って作業すると決めているので、クラウド型メモ帳である「Evernote」を利用しています。

Evernote
Evernote
開発元:Evernote
無料
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パソコンからでもスマホからでもメモした内容をチェックできるのでめちゃくちゃ便利です。

 

ちなみにメモするときは音声入力を使っています。声に出した言葉を結構な精度でメモしてくれるので、打つよりも明らかに時短効果があります。

 

トーク力も鍛えたいので一石二鳥感があります。

 

本は何度でも読み返せることがメリットではありますが、出先に何冊も持ち歩くわけにもいかないし、電子書籍は要点を探しづらいです。なのでメモした書評にはかなりお世話になっています。

 

大体いつも30分~50分で本を読み終えて、そのあと20分くらいでまとめるという流れです。

まとめ:人生を豊かにするには本を読む。本を読む量を増やすには速読術を身に着ける。

本を読むと、自分では思いつかないような考え方や有力な情報が手に入ります。

 

わずか1,000円ほどで成功者の考えを知れますので、どんどん読んで損はありません。

 

多くの書籍を出しているメンタリストDaigoさんも1日に20冊以上本を読むそうです。クレイジーすぎる。

 

そこまではいかなくとも、月に10冊くらい本を読んで、いろいろな情報をインプットしていきましょう。

 

そのためには速読術を身に着けて、スキマ時間で本を読めるようにしてみてください!

 

本に対する苦手意識を解消して、豊かな人生を送れるように頑張ってみましょう。

 

ではまた!